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【桜花賞回顧】「他馬より能力は1・2枚もずば抜けている」 エンブロイダリーのオークスへの評価とは?

  • 2025年04月14日(月) 18時00分
  • 17
とうけいば回顧

桜花賞を制したエンブロイダリー(c)netkeiba


 今週は桜花賞! ついにクラシックの開幕です。

 桜花賞組からオークスで買いたい馬はいるのか? 早速チェックしていきましょう。

2025年4月13日 桜花賞

舞台:阪神 芝1,600m
勝ち時計:1:33.1
レースラップ:12.3 - 10.7 - 11.5 - 12.1 - 12.0 - 11.7 - 11.4 - 11.4
ペース:平均ペース(46.6秒 – 46.5秒)
風向き:不明
脚質:やや差し有利
馬場:フラット

【レースポイント】

1.雨の影響で馬場はタフ。内、外で差のないフラットな馬場
2.抜けた上位を除くとキツイペース。やや差し馬有利の流れ
3.上位3頭は能力が一枚も二枚も抜けている

【レース概要】

 降り続く雨の影響で、明確に水分を含んだ馬場状態。見た目にも芝が剥がれだしており、その影響で内を走るメリットは消失。内、外で大きなバイアスのない、フラットな馬場でレースは行われた。

 ペースはエリカエクスプレスがすんなりと逃げ、前後半800mは46.6秒 – 46.5秒と平均ペース。

 ただし抜けて強かった上位を除くと、4着以下は46.6秒 – 47.4秒とややタフな流れ。内をロスなく逃げるメリットの少ない馬場状態だったことを考えても、やや差し馬有利の競馬になった。

 時計のかかる馬場状態にもかかわらず、レースのラスト2ハロンは11.4秒→11.4秒とまったく減速していない。余力は大きく、勝ったエンブロイダリーは着差以上に評価ができる強い内容。

 また、ゴール前の脚色も上位3頭だけが抜けて速く、このことからエンブロイダリー、アルマヴェローチェ、リンクスティップの3頭は能力が一枚も二枚も抜けていたと考えるのが妥当。オークスでも上位3頭がそのまま好走する未来が見える。

【回顧点数表】

各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。

5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外

【各馬解説】

1着:エンブロイダリー 3点
 スタートで躓いて出負けし中団。3コーナーでややごちゃつくロスあり(軽微)。

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2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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