競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにマイラーズカップ出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
レイベリング美浦・鹿戸雄一 牡5

▲4月17日撮影(c)netkeiba
3勝クラスとリステッドは芝千四での勝利。つなぎが短めで寝ているがクッションがあり、スピード+先行力を生かす競馬が合っている。短くて太目の首差しと尻高体型で背中の短い体型からは、やはり千四がベストで千六なら時計の速い舞台で流れが緩まないなど条件が付く。約3カ月半ぶりだが、あばらを見せて前腕とトモともにボリュームは十分。力は出せる状態。
ロングラン美浦・和田勇介 セ7

▲4月17日撮影(c)netkeiba
芝ダートを問わず、コーナー4つの千八で5勝。今回はワンターンのマイル適性と時計の速い舞台がポイントだ。初重賞勝ちを収めた小倉大賞典以来で攻め気配は悪くないが、筋肉の繊維が見えず気持ち重たさが残っている現状。また太くて短い首差しから前腕にかけてのボリュームに比べると、ややトモの容量も物足りない。使いつつ状態を上げ、適性舞台で狙いたい。