
▲ジョッキーのインナー事情を解説(撮影:林真衣)
川田将雅騎手の連載コラム『VOICE』でも話題になったジョッキーのレース時のインナー事情に関するユーザー質問をお届けします。
騎手にとって“斤量との戦い”は世界共通の重大な責務のひとつ。対策として海外の騎手のなかでは、ジョッキーパンツの下に下着も靴下も履かずに女性用ストッキング1枚で競馬に乗ることも珍しくないとミルコ騎手は語ります。お話を伺うとなんと、来日後、自身も同様のスタイルでの騎乗があると告白…!? そんな知られざる騎手のインナー事情を徹底解剖します。
川田騎手のコラムはこちら▼
“世界一馬具を持っているジョッキー”川田将雅のこだわりアイテムを大公開!/第1回(取材・構成=森カオル)
Q「川田騎手の馬具に関するコラムで、海外の騎手のなかには下着も履かず、女性用のストッキング1枚で競馬に乗ることもあると書いてあり、とても驚きました。海外では、珍しいことではないのでしょうか?」(パティンさん)
ミルコ 全然珍しくないよ。減量が大変な人たちは、靴下も下着も履かずに、普通にストッキングだけ履いて乗ってる。体重調整がけっこう難しいときは、僕もやってましたね。今は斤量が1kg増えたからほとんどないけど、52キロのときとか。
──そうでしたか。シビアですねぇ。
ミルコ 本当にヤバイときね。下着だって、200gくらいはあるでしょ? その点、ストッキングは25gくらいで、ゴワゴワしないから動きやすいし、ジョッキーパンツもスルッと履きやすい。すごく便利ですね。だから、けっこうみんな使ってるよ。
──海外では普通なんですね。
ミルコ そう。全然普通だし、さっきも言ったけど、僕も日本で