今年の宝塚記念は、大阪杯をレコードタイムで連覇したベラジオオペラ、底を見せないまま大阪杯でも外から詰め寄ったロードデルレイ、64年ぶりに3歳牝馬による有馬記念制覇を果たしたレガレイラなど、豪華なメンバーが集まりました。軸に最も相応しいのははたしてどの馬なのでしょうか? 馬券裁判男こと卍氏が開発した美味しさ指数「妙味度」を使って紐解いていきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
ロードカナロア産駒の距離延長が鍵!
編集K3(以下、K3) 先週の安田記念は「儲かる軸馬」に該当したソウルラッシュが3着を死守してくれました。
卍 レース中に骨折していたそうですが、よく頑張ってくれましたね。
K3 2着は総合妙味度2位のガイアフォースで、ジャンタルマンタルも100を超えていたので僕の馬券も当たりました。
卍 ガイアフォースの吉村誠之助騎手の「オープン(重賞含む)」は178もありますからね(笑)。
K3 さて、今週は宝塚記念ですが、ロードカナロア産駒のベラジオオペラとロードデルレイが人気しそうですね。
卍 大阪杯でワンツーした2頭ですが、大阪杯は「利益度3000超えパターン」にも当てはまる「ロードカナロア×距離短縮」だったんですよね(画像は電子書籍『中央競馬 妙味度名鑑 2025』のロードカナロアのページです。100が平均値)。
K3 距離延長になる今回はちょっと怪しそうですね。
卍 正直、ロードカナロアの距離延長は狙えません。なので、ベラジオオペラとロードデルレイに関しては、騎手や厩舎の妙味度でどれだけカバーできるかが重要なポイントになりそうです。
K3 なるほど。では、それらを踏まえて総合妙味度を見ていきましょう。
卍 予想1〜5番人気の総合妙味度はこのようになっています。