競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに府中牝馬ステークス出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
カナテープ美浦・堀宣行 牝6

▲6月13日撮影(c)netkeiba
牝馬らしいシャープなラインで細く見せる傾向もあり、470キロ台が理想体重。4か月半ぶりの実戦となるがケイコの動きは俊敏。ハリ良くフックラと見せていて程よい1週前の態勢だろう。体高は低めでも伸びやかに体を動かせて柔軟性が長所。東京芝1800m戦で全4勝をマークしており、得意の舞台ならば初の重賞でも。
ウンブライル美浦・木村哲也 牝5

▲6月12日撮影(c)netkeiba
体重変動が大きい傾向だが前回の14キロ減はさすがに細く見せた。皮膚感が良く、四肢をそろえてリラックスした表情。体を戻して精神的にも余裕がある状態だろう。筋肉質で背中の詰まったロードカナロア産駒なので適性距離は1400〜マイル。しまい勝負でどこまで脚を使えるかがポイントとなりそう。