競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにラジオNIKKEI賞出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
トレサフィール美浦・稲垣幸雄 牡3

▲6月18日撮影(c)netkeiba
東京芝1800m戦を逃げて2連勝。最後に手綱を緩めての楽勝だった前走は見事な強さだった。前に重心がかかった態勢だが、全体のバランスは申し分なく筋肉量も理想的。活気があり元気に動く馬なのでパドックでも見た目も申し分ない。1週前調教は横山典弘騎手を背に攻め駆けする古馬を抑えきれない手応えで圧倒。緩い面もなくさらに状態を上げている。
ビーオンザカバー美浦・伊藤圭三 牡3

▲6月18日撮影(c)netkeiba
ゆったりとした体形で長丁場向き。後肢を流した姿でもあるが、もう少し腰回りがパンとしてトモが膨らんでくればさらに良くなるイメージ。帰厩してからの調整がまだ軽いのでひと締まりできそうな体つきではあるが、肌の質感は非常に良く見せて体調面は良好。暑くなってきたが、直前はある程度強めの調教で体を作りたい。
フクノブルーレイク美浦・竹内正洋 牡3

▲6月18日撮影(c)netkeiba
皐月賞出走後ひと息入れての1戦となるが、