
▲昨年はレッドラディエンスが優勝(撮影:下野雄規)
七夕賞は昨年まで夏開催2週目に行われてきたレースだが、今年は開催3週目に施行。例年まではAコースだが、今年はBコース。過去の馬場傾向とは異なるだろう。
2020年以降の夏開催で、福島芝2000mのBコースを使用する古馬混合戦で11頭立て以上は5レース施行。連対した10頭のうち最初のコーナーを5番手以内で通過していたのは2頭のみ。一方で二桁位置取り馬が4連対。
二桁位置取りから連対した4頭は全て6枠より外。全て5番人気以下の人気薄。外枠の後方待機馬が有利なトラックバイアスだ。
同期間の七夕賞では連対した10頭のうち4頭が最初のコーナーを5番手以内で通過。内枠も有利なトラックバイアスだったため、今年は真逆のトラックバイアスになりそうだ。
後方待機馬。なかでも外枠から狙いたい。

▲今週の推奨馬マテンロウオリオン(撮影:下野雄規)
マテンロウオリオンは仕掛けられてからの反応が速いため、直線が短いコースに向いている。
古馬混合戦に出走するようになって以降、芝1600m以上で直線が短いコースの重賞には3回しか出走しておらず、2023年のダービー卿CTで0.4秒差の4着。2025年の小倉大賞典で0.3秒差の6着。2025年のダービー卿CTで0.2秒差の4着。
いずれも僅差に健闘している。小回りの差しが決まる馬場はベスト条件だ。
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