競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにキーンランドカップ出走予定馬の中から1頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
レイピア栗東・中竹和也 牡3

▲8月13日撮影(c)netkeiba
未勝利勝ち後の6戦は甘さが目立っていたが、心身のバランスが取れたことで近4走は3勝+重賞3着と軌道に乗っている。デビュー時から26キロ増で、すべてが実になっており以前の華奢な面は影を潜めている。顔つきから気性は勝ち気だが、レースで抑えが利き脚質に幅が出たのも成績に表れている。あばらを見せつつもボリューム感を保ち好状態を維持。あとは少し時計を要せば。