
▲アメリカスケールのパーティーとは一体(提供:M.デムーロ騎手)
イタリアにいた家族が合流して2週間が経ったミルコ騎手。競馬のない休みの日は「完全に家族サービス(笑)」だといい、電話でおこなっている当コラムの取材もディズニーランドから応じてくれました。
先週はデルマーオークスに騎乗し渡米後初G1騎乗。結果は6着と悔しさを滲ませながらも、モチベーション向上に繋がったと振り返ります。勝ち鞍こそなかったものの、パドックからの家族の声援が力になっているのだとか。そんなアメリカでの近況を伺うと、アメリカならではのスケールの“パーティー”の存在も明らかに!
(取材・構成=森カオル)
「パパ! パパ!」の声援がうれしい
──イタリアにいたご家族と合流して2週間。どんな毎日を送っていますか?
ミルコ 朝起きて僕は調教に行って、家に帰って子供たちを連れて海に行って、夜はまたみんなでご飯に行って…。開催がある日はみんなで競馬場に応援にきます。大変だけど、夏休み! っていう感じ(笑)。今日は休みだから、ホセの家族も一緒にディズニーランドにきたよ!
──今まさにディズニーランドにいる!?
ミルコ そうです。休みの日は完全に家族サービス(笑)。ディズニーランドは、デルマーから車で1時間20分くらいだからね。
──お休みの日もフル稼働(笑)。忙しそうですね。
ミルコ 忙しいです。でもね、今住んでいるホセの家から競馬場がめっちゃ近くて、歩いて20分くらいなの。たまにバイクで行くと、アッという間に着きます。日本では移動があったけど、それがないぶん楽ですね。子供たちもとっても楽しそうで、それが一番うれしい! こっちの競馬場はお客さんとの距離が近いから、パドックで子供たちが「パパ! パパ!」っていつも叫んでる(笑)。日本ではパドックで応援に応えちゃダメっていうルールがあるでしょ? でも、こっちは