
▲復帰週から2勝を挙げたミルコ騎手が驚きのエピソードを公開(撮影:桂伸也)
23日の落馬負傷から復帰したミルコ騎手。先週は2勝を挙げるなど、落馬の影響を一切感じさせないパフォーマンスを見せました。
先々週は自らが乗り替わりとなってしまったミルコ騎手ですが、先週は乗り替わる側になる機会が。そこには、ミルコ騎手もびっくりの日本ではありえない“乗り替わり事情”がありました。そんな驚きのエピソードとともに、ユーザーから寄せられた質問や、相棒・シランケドの新潟記念制覇について話してくれました。
(取材・構成=森カオル)
サンタアニタ開催まではケガの回復期間に
──8月23日には落馬がありましたが、翌週に復帰して28日に4勝目、30日には5勝目をマーク。打撲の影響はなさそうですね。
ミルコ まだちょっと背中が痛くて、マッサージとか鍼とかカイロとかいろいろやっている最中だけど、競馬は大丈夫です。乗っている数は少ないけど、(エージェントの)トニー・マトスのおかげでチャンスのある馬ばかりだから、頑張らなくちゃ。
昨日(9月1日)はね、7Rと8Rに乗る予定で、7Rが4時半くらいだったから、その前に海に行ってたの。そうしたら突然エージェントから電話があって、「ミルコ、5Rに乗る予定のジョッキーが体調不良で乗れなくなった。あなたが乗ることになったから、すぐに競馬場に行ってください」って言われて。電話があったのが2時半くらいで、5Rは3時35分スタート。ビックリした(笑)。
──1時間前! 間に合ったんですか?
ミルコ 急いでシャワーを浴びて、急いで行ったら、