競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにローズステークス出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
カムニャック栗東・友道康夫 牝3

▲9月3日撮影(c)netkeiba
フローラSやオークス時の1週前は馬なりで軽快だったが、今回はゴール前で追うと僚馬2騎に少し伸び負けた。毛づやが良く銭形斑点が浮き出て体調は良さそうだが、気持ち重たさが残る印象だ。また腹のラインがシャープだったオークス時に比べると、今回はなだらかでふっくら。トモのボリュームは増したが、丸みはオークスの方が上か。週末と当週の調整は要注目だ。
タガノアビー栗東・千田輝彦 牝3

▲9月3日撮影(c)netkeiba
頭が高めで前肢は伸びない走法だが、肩の角度は適正で背中もゆったりとした姿形。少し後肢が流れたポージングからトモ腰に甘さを残している現状で、後方の競馬を余儀なくされている。前走の2着は展開と馬場に泣いた形だが、一度使った効果は十分であばらを見せて皮膚の薄いフォルム。顔つきも凜としており、状態は確実に上向いている。あとは流れがポイントだ。
パラディレーヌ栗東・千田輝彦 牝3

▲9月3日撮影(c)netkeiba
追い日はCWで切れのある動きを示し、