競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにセントライト記念出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
サクラファレル美浦・堀宣行 牡3

▲9月3日撮影(c)netkeiba
マイル重賞2勝サクラトゥジュールの半弟。デビュー前から堀厩舎の中でトップクラスに動いていたが、3戦目で初勝利を挙げてから3連勝。胸が深く大きめの腹袋から心肺機能が高く、サートゥルナーリア産駒ながら伸びやかな馬体の造りから長丁場への適性は十分。前が強い姿形でトモ周辺の成長を残す現状にはあるが、春よりも随分引き締まった見た目に変化。重賞でも見劣らない資質は感じる。
ファイアンクランツ美浦・堀宣行 牡3

▲9月3日撮影(c)netkeiba
8月始めに美浦へと帰厩して順調に乗り込まれているが、1週前は最後にフワッとして案外な伸び脚。ケイコ駆けしないタイプとはいえ、春からの成長はもう一つ。少し背丈が伸びて体を大きく見せるようにはなったが、全体的なシルエットは特に変わらず。もう少し締まりが出て、体のラインが明確になってからが本来の仕上がりと感じせせる。
ピックデムッシュ美浦・鹿戸雄一 牡3

▲9月4日撮影(c)netkeiba
450キロ台の牡馬。本来は