
▲昨年はクイーンズウォークが優勝(c)netkeiba
先週開幕した阪神は木曜から金曜にかけての雨量が多かった。しかし、芝は土曜時点でほぼ回復。独自の馬場判定は「稍軽い」馬場だった。路盤の状態、水捌けともに良好。走りやすい馬場だ。
外回りは少頭数が多かったため、参考にできるレースは限られるが、10頭立て以上で行われた3レースでは3着内に好走した9頭が全て上がり5位以内。そのうち8頭は上がり3位以内。末脚の要求度が高い。
今週末の天候は現時点で特に問題なさそうなため、先週と同等かそれ以上に軽めの馬場コンディションが想定される。
近年、阪神で行われたローズSでは2019年、2023年がどちらもレコード更新。この時と似たような馬場コンディション、状況になるだろう。
2019年と2023年の2回では3着内に好走した6頭全てが上がり5位以内で、そのうち5頭は上がり3位以内。また、どちらの年もトラックバイアス「外有利」と判定。
外をスムーズに走らせた方が末脚のスピードを引き出せるため、外枠有利。3着内に好走した6頭のうち4頭が5枠より外だった。
末脚のしっかりしたタイプ、そのなかでも外枠から狙いたい。

▲ミッキーマドンナ(撮影:高橋正和)
ミッキーマドンナは前走トラックバイアス「 ・前有利」。スローペースで先行馬が恵まれたレース。当日は最後の直線で強めの追い風が吹いていた影響もあるが、中山の中距離で上がり32秒8を出して、それも上がり2位との差が0.4秒もあったのは非常に優秀。
前走は馬場コンディション「稍軽い」。同じコースだった2走前は馬場コンディション「標準」だったので、馬場コンディションが軽くなる方がパフォーマンスを上げるタイプ。
加速には時間を要するので、直線の短いコースや内枠も本質的には向いていない。
今回想定される軽めの馬場コンディションで直線の長いコースはベスト条件。抽選対象ではあるが、出走が叶い、尚且つ外枠に入るようなら好勝負できるだろう。
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