
▲遂にアメリカ重賞初制覇を挙げたミルコ騎手が喜びを報告!(撮影:桂伸也)
現地時間5日、サンタアニタパーク競馬場で行われたサーファーガールSで、アメリカでの重賞初勝利を挙げたミルコ騎手。開口一番に「めっちゃうれしかった」と喜びを爆発させます。今回はそんな初重賞制覇となったレースを振り返りながら、開催迫るブリーダーズカップに向けて日本陣営への“アドバイス”も!?
また、後半では最近のプライベートの近況も報告します。遂に庭付きの平屋を借りて引っ越しまで終えたようですが、またしても「怒られた」と苦笑いのミルコ騎手。そんな“愛されデムーロ一家”のファミリーエピソードも必見です。
(取材・構成=森カオル)
「競馬がしやすかった」──コンビ継続で掴んだ重賞初V
──ミルコさん、サーファーガールS(10月5日/サンタアニタパーク競馬場/G3/芝1600m)優勝、おめでとうございます!
ミルコ ありがとうございます! めっちゃうれしかったなぁ。
──騎乗馬のブレイブデブは、前走の新馬戦でもミルコさんが騎乗して、1番枠から逃げ切った馬ですよね。
ミルコ そうです。新馬戦も強い競馬をしてくれました。でもね、出して行ったらちょっと引っ掛かって。だから逃げる形になったんだけど、調教師(リチャード・マンデラ師)は引っ掛かるのが嫌だから、今回はできれば2番手くらいで競馬をしてという指示だった。
──まさにその通りの競馬になりましたね。
ミルコ 1番人気の馬がハナに行ってくれたから、すぐ目の前に目標があって、すごく競馬がしやすかったです。いやぁ、よかったよかった。めちゃめちゃうれしい。
──10月3日の1Rもラテラブで逃げ切り勝ち。サンタアニタに移ってからも順調ですね。
ミルコ そうね。でも、エージェントのトニー・マトスはちょっと怒ってる(笑)。
──怒ってる? 誰に?