
▲久々の日本での騎乗に思いを語る!(撮影:桂伸也)
米国から一時帰国中で、約5か月ぶりにJRAで騎乗することになったミルコ騎手。久々の日本での騎乗に心を躍らせます。
帰国直前にはアメリカでG2を勝利し、米国遠征2つ目の重賞タイトルを獲得。デルマー開催リーディングでは惜しくもリスポリ騎手、フレス騎手に次ぐ3位となりましたが、イタリア人ジョッキーによる上位独占という珍事が起こりました。そんな近況を振り返りながら、「もうちょっとアメリカで乗りたい気持ちも…」という今後の予定についても語ってくれました。
(取材・構成=森カオル)
着々と決まるJRAでの乗鞍
──ミルコさん、お帰りなさい。
ミルコ ただいま! 飛行機が3時間も遅れて、乗り継ぎが間に合わなくて…。日本までめっちゃ時間が掛かりました。でもまぁ、僕ひとりだったからね。自由に動き回りながら、空港を楽しんでたよ。もし、子供たちも一緒だったら…。想像もしたくないね(笑)。
──本当にお疲れさまでした。今日はトレセンに?
ミルコ はい。トレセンに行ってきました。今週の日曜日にデビューする(阪神5R・芝1600m)新馬の調教に乗ってきたよ。(武)幸四郎さんのところのアンソニーという馬で、仲良くしてもらっている(馬主の)中辻さんの所有馬です。あとは、日曜日の阪神10R(元町S)にも乗るよ。楽しみ!
──高橋亮厩舎のアウフヘーベンですね。
ミルコ そうです。そのほかは