
▲各陣営が最後の“演説”で投票を呼びかけます(撮影:下野雄規)
出走馬の一部がファン投票によって選定される有馬記念。GIは基本的には賞金やレーティングなどで出走馬が決まりますが、有馬記念は賞金が足りなくてもファン投票の結果次第では出走が叶うドリームレースです。
「有馬記念のコースは合いそう」とファン投票に望みをかける陣営がいる、と聞きつけたnetkeiba編集部では“ファン投票政見放送”を実施。グランプリレースへ熱い思いを抱く3名の調教師がファンのみなさんへコラム上で演説します。
※他馬の動向によっては賞金順で出走できる可能性のある馬もいます。また、状態次第では他のレースに出走の可能性もあります。ご了承ください。
(取材・文:大恵陽子(関西馬)、馬切もえ(関東馬))
アドマイヤテラ 友道康夫調教師

▲アドマイヤテラ(撮影:下野雄規)
4歳牡馬で、通算5勝のアドマイヤテラです。今年6月に目黒記念を勝ちました。
前走のジャパンカップではスタートで落馬してしまいましたが、レース後はすぐに捕まり、馬体なども大丈夫でした。
腰やトモがしっかりしてきたことで、ある程度前目のポジションにつけることができるようになってきました。距離がもちそうなタイプなので、この秋は天皇賞(秋)をパスして、ジャパンカップ→有馬記念というローテーションを組みました。前々の位置で運べる点や、スタミナを生かす競馬の方が合っていると思うので、有馬記念はチャンスがあると思っています。
有馬記念は日本全国、競馬ファンじゃなくてもすごく興味を持ってくれるレース。日本ダービーとはまた違った、お祭りのような雰囲気を感じます。ぜひ投票をお願いします。
エキサイトバイオ 今野貞一調教師

▲エキサイトバイオ(撮影:下野雄規)
3歳牡馬で、通算2勝のエキサイトバイオです。6月にはラジオNIKKEI賞で重賞を勝ちました。
前走の菊花賞は外枠からで他馬の後ろに