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【西園翔太調教師】末脚自慢タガノアラリアと初GIタイトルを!──「父の代から大変お世話に…」オーナーへの恩返しの思い

  • 2025年12月14日(日) 18時01分
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▲GI初勝利を狙う西園翔太調教師にお話を伺いました(撮影:大恵陽子)


デビューから5戦すべてで上がり3ハロン3位以内と、直線でいい末脚を見せるタガノアラリア。芝1200mのデビューから少しずつ距離を延長し、今回初めて朝日杯FSで1600mに挑戦します。

「父の代からオーナーにお世話になっています」という西園翔太調教師は開業3年目でGI初出走。冠名タガノの馬と朝日杯FSは過去に惜しい2着もあり、オーナーのJRA・GI初制覇に向けても力が入ります。
(取材・構成=大恵陽子)

「重心の低い走りで安定感」デビュー前から寄せた期待


──朝日杯FSに参戦するタガノアラリアですが、初めて見たのはいつですか?

西園 生まれて少ししたくらいの頃に牧場で見ました。まだ当歳で小さかったんですけど、ミスターメロディの初年度産駒で元気が良くて、「ぜひやらせていただきたいです」とお伝えしました。

──その後、デビューまでの歩みはどう感じていましたか?

西園 牧場での評判も良く、栗東トレセンに入厩させてゲート試験に向けて進めていくと、重心の低い走りで安定感がありました。早い時期から坂路もしっかり上がれていて、デビュー戦から勝てるのでは、と楽しみを持っていました。

──ところが、結果は4着。

西園 ちょっとスタートで出負けしてしまいました。元々、ゲートがあまり上手ではありませんでした。その分、

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ジョッキーや調教師など、毎週“旬”な競馬関係者にインタビュー。netkeiba特派員がジョッキーや調教師、厩舎スタッフなど、いま最も旬な競馬関係者を直撃。ホースマンの勝負師としての信念から、人気ジョッキーのプライベートまで、ここだけで見せてくれる素顔をお届けします!

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