競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにホープフルステークス出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
アスクエジンバラ栗東・福永祐一 牡2

▲10月29日撮影(c)netkeiba
すでに5戦のキャリアを積んでいるが、腰の位置が高く前に重心が落ちている面を見ると完成期はまだ先の印象。脚が長く、手先を伸ばしたフットワークから長めの距離に適性があり、京都2歳Sで2着と巻き返した。シャープな造りで太めにはなりにくく、引き続きハリ感のいい見た目。四肢をそろえて力感のある立ち姿にも好感だ。
アンドゥーリル栗東・中内田充正 牡2

▲10月29日撮影(c)netkeiba
毛色は違うも21年中京記念を勝った母アンドラステに良く似たシルエット。460キロ前後の体重でも筋肉量がかなり豊富で、父のサートゥルナーリアらしさは見受けられず。速さ+パワー兼備のいいマイラーになっていきそうなイメージ。腹袋が大きくモサッと緩く見せるのは体形的なもの。ただトモの張りに物足りなさがあり後肢の力強さに欠けた姿。
ジャスティンビスタ栗東・吉岡辰弥 牡2

▲10月29日撮影(c)netkeiba
500キロ超の大型馬で全体に緩い現状にあるが、