スマートフォン版へ

今年の岩手競馬CMキャラクターは東幹久さんに決定!!

  • 2008年04月18日(金) 19時00分
  • 0
 4月18日(金)、盛岡競馬場で行われた共同記者会見で今年度の岩手競馬CMキャラクター・スポークスマンに、俳優の東幹久さんを起用することを発表した。しかもCM契約料は“0円”、出演料は岩手競馬の売上げ次第というのだから周囲もビックリした。

東幹久さん

 東幹久さんはこれまで数々のドラマ、映画に出演してきたが、昨年は盛岡がメイン舞台となったNHK朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」で老舗旅館「加賀美屋」七代目大女将・環の長男・伸一役で出演。そのドラマが縁となって今回のCMキャラクター出演を快諾したもの。

 「撮影で何度か岩手を訪れ、さんさ踊りの撮影などで地元の人たちとふれあいを持ったが、とても優しさを感じた。今回、話が来たときこれはご縁だなと思って是非、やらせてほしいと引き受けました。契約料ゼロ、ギャラは売り上げ次第の考え方はおもしろいし、夢がある。今日、撮影で早朝から盛岡競馬場を訪れたが、だんだん明るくなっていくと芝が鮮明に浮き上がって感動した。地方競馬でこんなにすばらしいコースがあって驚きました」

 東さんが初めて競馬場に行ったのが東京競馬場。父親が競馬ファンでそれ以前にもテレビで観ていたが、当時、小学校一年生だった東さんは生で見た競走馬の大きさ、筋肉の美しさ、そしてひづめの音に鳥肌が立ったという。

 ちなみに自分と同じ“アズマ”の冠名の馬が好きで、古くはアズマハンター(!)(82年皐月賞馬)のファン。現在も撮影スタッフに競馬愛好者が多く、ドラマ収録を中断して一緒にレース観戦などをしている。

 また、TV番組(ウルルン滞在記)では南フランス・プロバンスに2週間ほど滞在し白馬を調教、実際に乗馬大会に出場した経験を持つほどの馬好き。今回、岩手競馬のCM出演は、本人が語ったとおり「縁があった」に違いない。

 撮影では馬を応援するシーン、厩舎で馬を洗うシーンなどを撮ったが、そこで世話になった櫻田勝男厩舎スタッフから、岩手競馬を何とかしたいと気持ちがヒシヒシと伝わってきたそうで、CM出演だけではなく自分ができることすべてをやってみたいと語った。

 東幹久さんが出演するCMは4バージョンあり、早ければ4月下旬、遅くても5月上旬に放映される予定だ。

■転入後2連勝中のケイジーウォリアが、ここでも主役
◆4月19日(土)10R C2級・猊鼻渓賞(水沢・ダート1400m)
 8頭立てながら出走全馬が前回1着で、ずらり1の数字が並ぶとさすがに気分がいい。その中でも断然の人気を集めるのはケイジーウォリア(セン5)。中央1勝、500万下から転入して2戦とも圧勝。このクラスでは実力が一枚抜けた存在だ。「好調馬がそろったが、ここでも期待している」と新田調教師。

 相手が難解だが、「距離適性を見て五葉山賞ではなく、こちらを選んだ」(伊藤調教師)プリムラジュリアン(牝4)、「前走がこの馬本来の力」(只野厩舎)というマイネルガルボーイ(牡7)あたりが有力か。

 しかし、ヒシアマゾンの近親ヒシリーガル(牡6)、前走を逃げ切ったダンストンジュエル(牝5)なども2着争いに加われる実力を持っている。

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング