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前走10馬身差圧勝のスピードパンチが主役

  • 2008年04月19日(土) 19時50分
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◆4月20日(日)10R C2級・五葉山賞(水沢・ダート1600m)
 メイン10レースは前日の猊鼻渓(げんびけい)賞と同じC2級戦だが、五葉山賞の舞台は1600m(猊鼻渓賞は1400m)。ちょうど短距離適性組とマイル向きが住み分けられたのが興味深く、これも格付けが8区分から5区分に圧縮された効果といってもいいだろう。

 主役は古豪スピードパンチ(牡11)が演じる。昨年は8か月の休養を余儀なくされ、春シーズンの出走はなかったが、毎年この時期に好走するケースが非常に多い。冬休み明けの3月に行われた特別開催はトキオパーフェクトの2着に敗れたものの、前回はその分までとばかり2着に1.7秒差の大差ブッチギリで圧勝した。

 昨シーズン、スランプから立ち直れなかったマツリダカレー(牡7)。しかしB1からC2降級した途端、豪快なマクりで2連勝。「全盛時の力はなくなったが、このクラスでは格上ということか」と平沢調教師。

 トキオパーフェクトを基準にすればゲンパチコジーン(牡9)も勝ち負けできるはず。前走ではトキオを強いレースで完封した。他には先差し自在の脚が魅力のエリアルール(牡6)、C2でも下の条件だが、目下2連勝中のケイジーウィザード(牡5)、マイネルモンシェリ(牡8)も好調をアピールした。

◆その他の注目レース
1R
B1在籍だったマルカクール(牡7)が、冬場に名古屋で4戦消化後、岩手に戻ったらC2へ降格。相手有利はどこから見ても明白だ。

3R
通算7勝、園田B2から転入サンワードグロー(セン7)。こちらも最下級に編入して1、2着にまとめた。ここでは実力上位。

6R
前回5着ながら走破タイムはここでは一番ダンストーンリゲル(牡3)。今回はチャンスを逃がさない。

9R
エイプリルボーイ(牡3)は3か月半ぶりの実戦がハンデだが、寒菊賞でシュロの2着。気性的にも久々を苦にしないはず。

11R
エイプリルカップは1、2着馬が強すぎたエイシンガッサン(牡7)。その強豪が抜けた今度は首位奪取に燃えている。

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