◆4/19(土) 阪神3R アーラ
追い込み一辺倒の脚質だけに、上がりが速くなる道悪は向いていません。2走前にも不良馬場で10着と大敗しています。今回の0.8秒差・5着は良く走っている方とも言えます。良馬場なら即勝負になるでしょう。
◆4/19(土) 阪神7R ブラックティー
新馬勝ちを飾っている馬で、現級でも力は十分通用します。長く低迷していましたが、今回で復調を示しました。差し馬が台頭する展開で前々で唯一踏ん張ったのが同馬です。1分10秒台の好走しかまだありませんが、テンからのスピードが武器の馬なので、軽い芝の時計勝負の馬場レベルでの競馬を一度見てみたいものです。更に良さが出る可能性があります。
◆4/19(土) 中山9R ヒシクローザー
芝に矛先を向けられてから、1、2着。特に今回はOPクラスでも馬券に絡んだことのあるドットコムにクビ差と優秀な内容でした。しかし、ともに中山2000mのもので走破時計はそれぞれ2.04.7、2.05.4とかなり掛かっています。ダートよりも芝の方が合っていることは確かですが、良馬場での時計勝負や軽い芝への適性はまだ未知です。この一戦で、次走以降人気になるでしょうし、馬場レベルには注意を払いましょう。
◆4/19(土) 中山12R イチライタッチ
陣営は長い直線がある府中の方がベターだとコメントしていますが、そうは思いません。時計面に限界のあるタイプだったので、今回はちょっと馬場レベルが合いませんでした、それでも1.11.4・5着とよく走っています。勝った馬は別格で、2着馬からは0.1秒差しかありません。中山の良馬場なら勝ち負けも可能です。
◆4/20(日) 阪神7R マイネエスポワール
グングン伸びてゴール前の脚勢には素晴しいものがありましたが、前半はかなり置かれました。昇級でも通用する力はありますが、1200mであれば今回のように重い芝である必要があります。軽い芝の時計勝負なら足りません。そういう意味から、レースがし易いのは1400mの方です。
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