今年で56回目を迎えるグランプリ・有馬記念。「歴史は繰り返す」とはよく言いますが、本稿では有力馬を過去の出走馬に当てはめて好走パターンを予想してみます。さて各馬、どんな走りを見せてくれるのか?
・マイネルキッツ→スピードシンボリ(1970年優勝)
8歳馬が有馬を勝ったケースはまだないので旧8歳で勝ったスピードシンボリを。若武者三浦がかつてのミスター競馬のように老雄を導けるかどうか。
・ヒルノダムール→サクラローレル(1996年優勝)
同年の春天勝ち馬が制した1996年。先か後かは別としてフランス遠征したのも一緒。男・藤田は翌1997年以来の勝利を目指す。
・キングトップガン→ダイユウサク(1991年優勝)
高齢馬の一発と言うと思い当たるのはダイユウサク。父マヤノトップガンの再現も果たしたいところ。
・トーセンジョーダン→タマモクロス(1988年2着)
秋古馬三冠全連対と言えば白い稲妻。「闘将」南井の魂は「老け顔」ウィリアムズに宿り連戦の疲れをぶっ飛ばす!
・ローズキングダム→テンポイント(1977年優勝)
"ある意味"悲運の一族の御曹司。2歳チャンピオンの天才が復活劇を見せる。「冬枯れの中山に薔薇が満開!」
・ペルーサ→メジロデュレン(1987年優勝)
問題児の激走と言えばデュレンの兄貴。前走二桁着順からの復活もこの馬なら目に浮かぶよう?
・エイシンフラッシュ→トウカイテイオー(1993年優勝)
「ダービー馬の復活」の程度と過程に差はあれど、勝ってしまえばこちらのもの。ハーツのルメールが復活請け負います!
・アーネストリー→グラスワンダー(1999年優勝)
JCスキップは父直伝。グランプリ連覇はこの血が成し遂げる。
・ヴィクトワールピサ→オグリキャップ(1990年優勝)
世界を制した強豪が奇跡の復活へ。後押しするのは芦毛の怪物。
・レッドデイヴィス→レガシーワールド(1992年2着)
セン馬初のグランプリ制覇は反骨精神のデイヴィスが。鞍上ユタカが奏でる凱歌は軽快なジャズの音色。
・オルフェーヴル→ナリタブライアン(1994年優勝)
阻む者を薙ぎ倒す三冠の覇王の脅威の成長力。池添と共に生ける伝説となれるか。
・ブエナビスタ→???
ガーネット、スターロッチ、トウメイ、ダイワスカーレット。歴代グランプリヒロインを結集させたような驚異の名牝の旅路の果てに見えるのは素晴らしい絶景。
今から楽しみですね!
なんJ(2chの「なんでも実況ジュピター」という掲示板)の固定ハンドルです。ライター志望の社会人。「金満」の流れを組む血統予想が持ちネタです。東北出身なので岩手競馬にちょっとだけ肩...
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