97年新潟記念、98年函館記念の重賞2勝を挙げたパルブライトが7月1日に亡くなった。27歳だった。
パルブライトは南関東でデビュー。95年にはサンスポ杯4歳牝馬特別に遠征、サイレントハピネスの6着と善戦。
5歳になった96年から本格化、4連勝で一気に大井記念を制覇した。
帝王賞8着ののち中央入り。木幡初広騎手とのコンビで、転入3戦目の97年白富士Sで3着に入った。
その後最下位人気で巴賞を制すると、その勢いで函館記念3着。1走挟んで新潟記念で重賞初制覇を成し遂げた。
同年にはエリザベス女王杯にも挑戦し、エリモシックの6着と健闘していた。
その後は低迷したものの、98年函館記念で半年ぶりにコンビを組んだ木幡初広騎手を背に9番人気で函館記念を制覇した。ターコイズSを最後に現役引退。通算成績は44戦8勝。
引退後は繁殖入り。先日檜山特別で2着に入ったフクノグリュックはパルブライトを祖母に持っている。
繁殖牝馬としては目立った産駒は残せず、繁殖牝馬を引退した後は西川富岡牧場で余生を送っていた。
パルブライト号のご冥福をお祈りします。
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