今春の天皇賞11着以来、3か月ぶりに復帰してくる
フーラブライドは、函館Wで
タッチングスピーチ(3歳500万下)と併せ馬。5Fで0秒6追走から直線でスパートを開始したが、その差がなかなか詰まらない。最後まで馬なりのパートナーをとらえ切れず、首差遅れてゴールへ。手応えは明らかに劣勢だった。
やや物足りなさが残ったが、騎乗した
田中健(レースは酒井)は「久々の分、少し重いけど、時計(5F65秒4-37秒2-12秒4)は出ているし、動きも悪くない」と内容には及第点。ただし、気持ちの面は「落ち着き過ぎているぐらい。競馬に行って変わってほしい」と、このひと追いでの変わり身に期待を込めた。
見守った山本厩務員も「併せ馬ではほとんど負けない馬だが…。遅れた分、重いのかな」と首をかしげたが、「じっくりと調整できたことで息はできている。このひと追いと輸送で仕上がると思う」と前を向いた。重賞2勝の底力で、ブランクをはねのけるか。
提供:デイリースポーツ