デビューから無傷の5連勝で重賞初挑戦となる
ビッグアーサー(栗東・
藤岡健一厩舎)。運動場で
藤岡佑介騎手が跨って(レースは藤岡康太騎手が騎乗予定)、角馬場でキャンターを消化した後、坂路馬場へ移動して
北九州記念(8月23日・小倉芝1200m)に向けた最終追い切りを行った。
2回目のハロー掛けが終わった時間帯だったが、開門直後にひと通りの馬が走った後なので、馬場状態は絶好というわけではなかった。スタートから前半2Fは落ち着き十分にゆったりした走り。後半2Fが一気に加速してスピード感十分な動き。時計は4F53.8〜3F38.6〜2F24.1〜1F11.8秒。この馬としては、数字は極端に速いわけではないが、前半から後半への加速力は申し分ない。状態に関しては、休み明けでも何の問題もなく能力を発揮することができそうだ。(取材・写真:井内利彰)