スマートフォン版へ

リアルスティール柿崎助手「トモがしっかりとしました」/神戸新聞杯

デイリースポーツ
  • 2015年09月25日(金) 12時00分
 本来の動きとともに、リアルスティールが帰ってきた。最終と併せ馬。先行するパートナーを目標に快調に登坂。徐々に差を詰め、残り1Fでゴーサインが出ると、鋭い反応で僚馬を一気に置き去りにした。残り100m手前ではソラを使う“余裕”も。最後は手綱を詰めて気持ちを入れ直すと、4F51秒8-37秒4-12秒4で2馬身先着した。

 騎乗した渋田助手は「自然と出た時計だし、先週もしっかりとやれていますからね。サッと、というイメージで、全く無理はしていませんよ」と言い切る。ダービー4着後に左第1指骨を剥離骨折したが、回復は順調。「きょうのテーマは、折り合いと息の入りとラストの反応の確認。骨折休み明けとしては、状態にも、仕上がりにも何の不安もないです」と声を弾ませる。

 故障の程度が軽かったことが不幸中の幸いだった。前走後は滋賀県のノーザンファームしがらきへ放牧。7月から調教を開始し、影響を最小限に食い止めることができた。担当の柿崎助手は「トモ(後肢)がしっかりとしました。以前、逍遙馬道で坂路へ向かうときは、ほかの馬についていけずにダク(速歩)になっていたのが、今はリズミカルに歩けています」と成長ぶりを実感する。

 1週前100%には仕上げないだろうけど、力的にもここは勝ってもらわないとね」と復帰初戦から期待は大きい。

 3年前、厩舎の先輩であるダービー馬ディープブリランテは、菊花賞の最終リハ後に故障し、クラシック最終戦の舞台に立てなかった。「その分もこの馬にかけているし、一戦一戦無事に、と思っています。期待される責任も受け止めている。何とか結果で応えたいですね」と渋田助手。2冠馬ドゥラメンテが不在で混戦模様の菊花賞戦線。前哨戦を制し、主役として本番に駒を進める。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す