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富士S、ウインラディウスが差し切る

  • 2005年10月22日(土) 15時44分
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 22日、東京競馬場で行われた富士S(3歳上、GIII・芝1600m)は、田中勝春騎手騎乗の3番人気ウインラディウス(牡7、美浦・藤沢和雄厩舎)が、中団追走から直線で先に抜け出した11番人気タニノマティーニを3/4馬身捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分32秒4(良)。さらにクビ差の3着には1番人気キネティクスが入った。

 勝ったウインラディウスは、父サンデーサイレンス母ジョウノマチエール(その父マルゼンスキー)という血統。叔父に95年セントライト記念(GII)を制したサンデーウェル(父サンデーサイレンス)、従姉には99年オークス(GI)を制したウメノファイバー(父サクラユタカオー)がいる。00年8月にデビュー。初戦は2着に敗れるも、格上挑戦となった2戦目のクローバー賞(OP)で初勝利を挙げている。その後ノドの病気を患い、勝ちきれない競馬を繰り返すが、03年夏から順調に勝ち星を重ねて04年2月の東京新聞杯(GIII)で重賞初制覇。続くマイラーズC(GII)は3着に敗れるも、同年5月の京王杯スプリングC(GII)で重賞2勝目を挙げている。04年夏以降は、重賞で結果を出せずにいたが今年7月のNSTオープン(OP)で1年2カ月ぶりの勝利を収め復活の兆しを見せると、前走の京成杯オータムH(GIII)では3着と好走していた。この勝利で重賞3勝目、通算成績を29戦9勝とした。

 鞍上の田中勝春騎手、管理する藤沢和雄調教師共に同レース初制覇。JRA重賞は、田中勝春騎手が9月にショウナンタキオンで制した新潟2歳S(GII)に続き、通算33勝目。藤沢和雄調教師は、キングストレイルで制した9月のセントライト記念(GII)に続き、通算73勝目。なお、同師はこの勝利でJRA通算800勝を達成した。

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