26日、荒尾競馬場で行われた
九州ジュニアグランプリ(ダート1500m、1着賞金100万円)は、吉田隆二騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)
ブルーアラオ(牝2、荒尾・田中隆仁厩舎)が、スタート直後からハナに立つと直線で直後から迫った2番人気
ケイウンヘイローに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分39秒5(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には4番人気
クロカゲバクシンが入った。
勝った
ブルーアラオは、
父ビッグサンデー、母が
フェアグレース(
その父ノーリュート)という血統。05年6月に荒尾競馬場でデビュー。初戦(ダート800m)を6馬身差で圧勝すると、続く2戦目(ダート1300m)も逃げ切って連勝を飾っている。その後は、8月に小倉競馬場で行われた
フェニックス賞(2歳OP・芝1200m)、9月に阪神競馬場で行われた
野路菊S(2歳OP、芝1600m)と
JRAのレースに挑戦するも、8、6着にそれぞれ敗れていた。地元に戻って迎えた前走・銀杏賞(ダート1500m)を快勝し、ここに臨んでいた。通算成績6戦4勝(
JRA2戦0勝)。