毎日王冠の勝利で、俄然注目を集める存在となった
エイシンヒカリ(栗東・坂口正則厩舎)。今朝30日は
天皇賞(秋)(11月1日・東京芝2000m)に向けた、栗東での最後の調整を行っている。
角馬場でじっくり乗られた後に、
サーシスリーフとともに坂路馬場へ移動。スタート地点ではこちらが先に出て、右ラチ沿いを1頭で登坂。道中は速くなりすぎないように抑えられていたが、最後の50mで少し手綱が緩められると、一気に加速。その分、最後の1Fは時計が速くなって、4F64.7〜3F46.9〜2F30.2〜1F14.4秒。だからといって行きたがるでもなく、ゴールを過ぎてからも落ち着いた様子。この調教を見ると、スピードのコントロールが利くという印象を受けた。
(取材・写真:井内利彰)