1日、東京競馬場で
天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)が行われ、好位でレースを進めた
浜中俊騎手騎乗の1番人気
ラブリーデイ(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)が、直線で先行各馬を交わして抜け出し、外から追い込んできた10番人気
ステファノス(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒4(良)。
さらに3/4馬身差の3着は、6番人気
イスラボニータ(牡4、美浦・栗田博憲厩舎)と5番人気
ショウナンパンドラ(牝4、栗東・
高野友和厩舎)の際どい争いとなったが、
イスラボニータに軍配が上がった。ハナ差で
ショウナンパンドラが4着。なお、3番人気
ディサイファ(牡6、美浦・小島太厩舎)は8着、2番人気
エイシンヒカリ(牡4、栗東・坂口正則厩舎)は9着に終わった。
勝った
ラブリーデイは、
父キングカメハメハ、
母ポップコーンジャズ、
その父ダンスインザダークという血統。これで
中山金杯、
京都記念、
鳴尾記念、
宝塚記念、
京都大賞典、本レースと今年だけで重賞を6勝。3000m級のレース以外では負け無しという圧倒的な強さで2つ目のGIタイトルを獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ラブリーデイ(牡5)
騎手:
浜中俊厩舎:栗東・
池江泰寿父:キングカメハメハ母:ポップコーンジャズ母父:ダンスインザダーク馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:25戦9勝(重賞6勝)
主な勝ち鞍:2015年
宝塚記念(GI)
【
浜中俊騎手のコメント】
(騎乗停止の川田騎手からの乗り替わりで)まさか天皇賞で本命になるような馬に乗るとは思っていなかったので、プレッシャーはありましたが、楽しみにもしていました。
(レースは)強い馬が前に行くだろうと思っていましたので、それを見る形で思ったとおりに進められました。向正面に入って少し抑えるのに苦労しましたが、それだけ有り余るエネルギーがあったんだと思います。直線ではいいスペースが空きましたので、迷わずそこに誘導しました。急遽こういう形で騎乗させていただいて、その責任を果たすことができてホッとしています。