高知競馬の人気者として姉の
ハルウララとともに愛された
ミツイシフラワー(牝4歳、高知・
田中譲二厩舎)が11月6日(日)の高知競馬第7レース「ミツイシ元気でね特別」でラストランを迎えることになった。引退後は北海道苫小牧市の「ノーザンホースパーク」で余生を過ごす予定となっている。
ミツイシフラワーは、
父ニホンピロウイナー、
母ヒロイン(
その父ラッキーソブリン)という血統。半姉には、デビュー以来113連敗中の
ハルウララがいる。同馬は03年7月に北海道・石本義孝厩舎からデビュー。5戦して未勝利で、荒尾に転厩した後、04年5月に高知・
田中譲二厩舎に移籍。8月に
高知競馬場で行われた
ハルウララ・チャレンジC(ダート1300m)では、兄弟対決が実現。当時、兵庫・荒山義則厩舎に所属していた半兄
オノゾミドオリ(セン6、高知・
田中守厩舎、
父ホークスター)が勝利し、姉の
ハルウララは5着、
ミツイシフラワーは8着に敗れていた。9月4日に、40戦目で念願の初勝利を達成。その後3戦しているが7、5、9着と低迷している。通算成績43戦1勝。