マイペースの逃げでしのぎ切った。阪神9R・万両賞(芝1400m)は
ゼンノロブロイ産駒アンシエルワープ(栗東・小崎)が1分22秒1のタイムで1番人気に応えた。スムーズに先手奪取に成功。好位のインをロスなく立ち回った7番人気
ポートレイト(2着)が差を詰めたが、ゴール前の攻防を鼻差で踏ん張った。なお、2番人気の
プリンシパルスターはさらに3/4馬身差の3着。発馬がひと息で道中は中団のイン。直線で外に出して前を追ったが、上位2頭を脅かすまでには至らなかった。
武豊は「ゲートセンスのいい馬で楽に先手を取れた。道中もマイペースで行けたからね。最後はよくしのいでくれた」と振り返った。来週の阪神JF(13日・阪神、芝1600m)にも登録しているが、小崎師は「日程的に厳しくなるし、どうかな。オーナーと相談してどうするか決めます」と連闘でのGI参戦には慎重だった。
提供:デイリースポーツ