23日、
船橋競馬場で行われた
京成盃グランドマイラーズ(3歳上、南関東G3・ダート1600m、1着賞金1200万円)は、
石崎隆之騎手騎乗の2番人気
ベルモントストーム(牡4、船橋・
出川克己厩舎)が好位追走から直線で抜け出すと3番人気
インターセフォーに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分40秒3(良)。さらに3/4馬身離れた3着には5番人気
チョウサンタイガーが入った。
東京ダービー(南関東G1)以来、約5ヶ月ぶりの実戦となった
シーチャリオットは、前走から+21kgという馬体重。道中は4番手を追走するも直線伸び切れず、勝った
ベルモントストームから3.3/4馬身離れた0.8秒差4着に敗れた。
勝った
ベルモントストームは、
父アジュディケーティング、
母ホープフェアリー(
その父テンパレートシル)という血統。03年11月に迎えたデビュー戦(ダート・1000m)から連勝を重ね、4戦目の
ニューイヤーC(南関東G3)で重賞初制覇。続く
京浜盃(南関東G2)も制して重賞連勝を飾ったが、デビュー以来5連勝で臨んだ
東京ダービー(南関東G1)は4着、
ジャパンダートダービー(交流GI)は6着に敗れていた。その後は今ひとつ結果が出ずにいたが、今年4月のス
ターライトH(川崎・ダート1600m)で1年振りに勝利を飾っている。前々走・
テレビ埼玉杯(交流G3)、前走・
サンタアニタトロフィー(交流G3)を共に2着と好走し、復調気配を示していた。この勝利で重賞3勝目、通算成績を15戦7勝とした。
鞍上の
石崎隆之騎手は
ハセノガルチで制した01年以来、同レース2勝目。管理する
出川克己調教師は初制覇となった。