23日、
笠松競馬場で行われた笠松
グランプリ(3歳上OP、ダート1400m、1着賞金350万円)は、江下英昭騎手騎乗の5番人気
ホワイトサイクロン(牡4、金沢・
田嶋弘幸厩舎)が2番手からに直線先頭に立つと、好位から差を詰めた2番人気
ケンゴウザンに1.1/2馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分27秒0(良)。さらに1/2馬身差の3着には3番人気
マルヨサンデーが入った。
勝った
ホワイトサイクロンは、
父マジックマイルズ、
母ロケットダンサー(
その父ノーザンテースト)という血統。03年6月に金沢・田嶋弘厩舎からデビューし、8月の2戦目(金沢・ダート1300m)で初勝利。同年11月、中央の2歳500万下(京都・芝1400m)に挑戦したが、
ヴンダー(牡4、栗東・伊藤雄二厩舎)の10着と敗れた。04年に金沢・
田嶋弘幸厩舎へ移り、2戦目(金沢・ダート1400m)で2勝目を挙げ、その後は半年以上の休養。復帰後は17戦9勝、2着4回と安定した成績を残し、前走タテマチ
グランディールカフェ杯(金沢・ダート1400m)も制していた。今回の勝利で重賞初制覇、通算成績25戦12勝(うち
JRA1戦0勝)とした。