ゴールドアクター(牡5・美浦・
中川公成)で
有馬記念(GI)に優勝し、デビュー12年目でGI初制覇を果たした
吉田隼人騎手に、昨年の振り返り、今年の抱負、そして
京都金杯に騎乗する関西馬
エキストラエンド(牡7・栗東・角居勝彦)について話を聞いた。
「(
有馬記念に優勝して)いろいろな方から祝福の電話やメールを頂いて、改めて年末のビッグレースを勝ったことの大きさを感じました。ゴールした瞬間は、忘れられないくらい気持ちが良かったです。あのようなことはなかなかないですし、運が良かったのだと思います。
ゴールドアクターはまだ底を見せていませんし、このまま順調に行ってほしいですね。
昨年はフェアプレー賞を取るというのが目標でした。これはある方との約束でもあったのですが、取ることができませんでしたし、今年もフェアプレー賞は大事な目標です。
何勝したいということは考えてはいませんが、大きいレースに騎乗して勝ちたいという思いはありますね。
京都金杯では
エキストラエンドに乗りますが、去年(2着)、一昨年(1着)と好レースをしているように京都コースは相性が良いですし、良い馬に乗れるチャンスを生かしたいですね。前走(
京成杯AH・GIII)も乗りましたが、2着と悔しい思いをしましたので、今度は何とかしたいと思っています」
(取材・写真:佐々木祥恵)