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混戦模様の牝馬重賞を制するのは/愛知杯の見どころ

  • 2016年01月12日(火) 18時01分
 今回から年明けの中京開催で行われる愛知杯。暮れの中京開催では3年連続で2ケタ人気の馬が馬券に絡んでいたが、今回も難しいレースとなりそうだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■1/16(土) 愛知杯(4歳上・GIII・中京芝2000m)

 マキシマムドパリ(牝4、栗東・松元茂樹厩舎)は昨年の秋華賞ミッキークイーンと0.2秒差の3着と好走し、続く衣笠特別(1000万)で差し切り勝ちを決めた。まだ1600万クラスの身ではあるものの、このメンバーなら力上位と言ってよく、ハンデも重くはならなさそう。ここは重賞初制覇のチャンスだろう。

 シュンドルボン(牝5、美浦・矢野英一厩舎)は昨夏〜秋に3連勝を挙げてオープンに昇格。それまで重賞未出走だったが、GI・エリザベス女王杯に果敢に挑戦し、0.2秒差の7着と健闘した。前走よりメンバーが楽になる今回は上位争いを期待したいところだ。

 バウンスシャッセ(牝5、美浦・藤沢和雄厩舎)は重賞2勝とここでは実績上位の存在。昨年6月のマーメイドS(15着)以来のレースとなるだけに、状態とハンデがカギとなるが、いきなり勝ち負けできても当然おかしくはない。

 その他、連勝中のハピネスダンサー(牝5、栗東・高野友和厩舎)、ターコイズSで3着に粘ったオツウ(牝6、栗東・須貝尚介厩舎)、GIで3着の実績があるタガノエトワール(牝5、栗東・松田博資厩舎)、中京コースとの相性が良いアルマディヴァン(牝6、美浦・高橋文雅厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時25分。

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