第57回
アメリカジョッキークラブカップのレース中に左前繋靭帯不全断裂を発症した
ショウナンマイティは、26日現在、栗東トレーニングセンターの自厩舎に戻り療養している。患部は、現在はしっかり包帯で固定されており、経過観察中だ。骨折は認められていない。
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梅田智之調教師は「中山競馬場には治療できる設備がないので、ギプスを巻き痛み止めの処置をして栗東トレセンに帰ってきました。いまは極力脚に負担をかけないように馬房の中で過ごしています。今週末に
エコー検査など、さらに細かい検査をする予定です」と話した。
ショウナンマイティは普段は馬房でも活発な印象なのだが、さすがに現在は大人しい。「でも、食欲もあるし、寝起きもしています」
ショウナンマイティの通算成績は22戦4勝で幕を閉じた。今後は種牡馬になるプランもある。「
アドマイヤラクティと
レッツゴードンキの2頭でGIをとらせていただきましたが、
マイティはこの2頭と遜色ない高いポテンシャルを持った馬なんです。その血が受け継がれた馬を、ぜひ育てたいですね」
(取材・写真:花岡貴子)