今季初戦をVで飾りGI戦線に弾みをつけたい
ダノンプラチナだが、少し不安を残す最終リハとなった。
美浦Wで
バーディーイーグル(6歳1600万下)を3馬身ほど追走し直線はインへ。しかし、鞍上の蛯名が
ゴーサインを出しても反応が鈍く、タイムは5F69秒5-39秒5-12秒5。何とか併入に持ち込んだものの、手応えは明らかに見劣った。
馬から下りた主戦は開口一番、「重いな。体が立派だし、息もやっぱり少し…。若干、ピリッとしない」と
ジャッジした。ただ、悲観しているわけではない。「体が膨らんできて古馬らしくなった。順調にはきているし、このひと追いでスイッチが入るかどうか。もともと力はあるから」と底力に期待する。
前走の
香港マイルはゲートの出がひと息。直線も窮屈なポジションに入って7着と、不完全燃焼に終わった。国枝師は「きょうは少し行きたがったけど、1週前より柔らかみは出てきた。時期的に体が立派なのは仕方がない。爪のトラブルとかもないからね」とうなずく。昨秋は
京成杯AHからの始動予定が、爪の不安などがあって富士Sにズレ込んだ。それでも勝利を手にした。当時に比べれば、香港帰りでも順調に調整ができているようだ。舞台は3戦3勝の東京マイル。いきなり力を発揮しても驚けない。
提供:デイリースポーツ