10日、第57回
アメリカジョッキークラブカップのレース中に左前繋靭帯不全断裂を発症した
ショウナンマイティが12日に北海道へ向けて移動し、種牡馬になることがわかった。
長距離輸送は馬への負担も大きい。熱を出す馬も多く、その対策として目的地へ直接輸送するのではなく、中間地点にある違う牧場でいったん休ませて移動するケースは少なくない。しかし、今回はあえて直接、北海道へ向かう。
獣医師の免許も持つ
梅田智之調教師によれば、「馬運車の乗り降りも脚元へ負担がかかるので、脚元が少しでもいい状態を保つための判断」とのことだ。
「北海道到着後は社台クリニックで治療を続ける予定です。無事、治療を終えて、種牡馬になる日が待ち遠しいですね。」(梅田師)
(取材・文:花岡貴子)