アーバンキッドは2戦続けて惜敗。ともに出負けして、直線で鋭く伸びたが届かなかった。「調教は問題ないが、競馬に行くと最後にもたれる。苦しくなるからでしょう」と押野助手。美浦坂路での1週前追い切りでは上々の動きを披露。持ち前の鋭脚を生かして上位を狙う。
朝日杯FSは直線で失速して11着に敗れた
ボールライトニング。敗因について、宮本師は「連戦の疲れが出たのか、格的なものなのか。調教も手ぬるかったのかも」と頭を悩ませる。それらを踏まえて、この中間はハードに乗り込んできた。「これでダメなら距離かな。結果を出して
NHKマイルC(5月8日・東京、芝1600m)へ向かいたい」と意気込んでいた。
シゲルノコギリザメは2走前の
シンザン記念で3着に好走。前走の
クロッカスSは4着と着順を落としたが、廣井助手は「外から競られて厳しい展開に。枠順が逆なら結果は違っていた。稍重馬場でノメってもいた」と敗因を分析する。巻き返しへ向けて「開幕週の馬場に変わるのはプラス。うまく展開が向けば」と期待していた。
提供:デイリースポーツ