いよいよ“怪物”が世界へ飛び出していく。
ドゥラメンテの
ドバイシーマクラシック(26日・UAEメイダン、芝2410m)参戦が決定。3日にサンデーサラブレッドクラブのホームページで発表された。堀師、関係者が協議した結果、招待を承諾したもので、引き続き主戦の
M.デムーロが騎乗する。
サンデーレーシングの吉田俊介代表は「賞金が高いし、世界中から注目されるミーティング。状態さえ整えば行きたいと堀調教師にはリク
エストしていました。使った後に関しては未定。帰国後の様子などを総合的に判断してからですが、
凱旋門賞(10月2日・
シャンティイ)は使いたいと考えています」と語った。
同レースは01年に
ステイゴールド(当時はGII)、06年に
ハーツクライ、14年に
ジェンティルドンナと、日本調教馬が3頭勝っている。無事なら3冠確実だったと言われる
ドゥラメンテ。
中山記念は能力の違いを見せつけ、現役最強をアピールした。日本馬4頭目のシーマクラシック制覇への期待は膨らむ。
同馬は3日から美浦トレセンで馬場入りを再開。北の角馬場で乗られた。休み明けで勝った反動はなさそうだ。10日から出国検疫に入り、他の招待馬と同じ16日のEK9351便で出発する。
提供:デイリースポーツ