3戦2勝の
ロードクエストが始動戦を迎える。昨夏の
新潟2歳Sの末脚は際立っていた。最後方からの直線一気。2歳の8月で上がり3F32秒8は無限の伸びしろを感じさせた。
ホープフルSこそ4角で他馬と接触するアク
シデントに見舞われて2着に終わったが、それでも3戦3連対。底が見えない。
小島茂師は「ほとんど課題のない馬」と賛辞を贈る。今回から新たにコンビを組む池添が美浦Wでの1週前追い切りに騎乗。シャープな動きを披露し、5F67秒9-37秒9-11秒8(強め)を記録。順調な仕上がりをアピールした。
「ここまでのレースが見るからに後方ポツンだったから、
テンションが高いかと思っていたが、乗りやすかった。我が強い感じはあるけれど息の使い方もいいし、さすがですね」。池添の評価はかなり高い。
「最終追い切り?もう1度、好きに乗ってもらう」とトレーナー。万全の調整過程が前提にないと、こうはいかない。ポテンシャルは世代トップクラス。勝ってクラシックの有力候補に名乗りを上げる。
提供:デイリースポーツ