快進撃を続ける
父ディープインパクトが、今週はこの芦毛の背中を押すかもしれない。
マウントロブソンは美浦Wで最終リハに臨んだ。Dで半周ほどキャンターを踏んで体を温めてから移動。やや口を割って利かん坊なところを見せたが、走り出したらすぐに落ち着いた。
スウィフトレイド(3歳未勝利)を2馬身ほど先行させて直線は内へ。ぴったりと半馬身ほど後ろに付けると、ラストはしっかり追われて併入に持ち込んだ。記録したタイムは4F54秒6-39秒7-12秒3。渡邉助手は「動きは良く、いい状態にある。ためてスパッと切れるタイプではないが、スタミナもある。重馬場もこなせる」と話した。
ディープインパクト産駒は2月7日の
東京新聞杯(
スマートレイアー)、
きさらぎ賞(
サトノダイヤモンド)で東西重賞制覇をしてから、12日の
中日新聞杯(
サトノノブレス)まで、目下6週連続で
JRA重賞勝利記録を更新中だ。
前走の
あすなろ賞(小倉)では、早めにまくっての完勝で能力の高さをアピール。その後は滋賀県のノーザン
ファームしがらきでの放牧を挟んでおり、輸送続きになるが、「先週も5ハロンからやって動きが良かった。今週は反応を確かめる程度」と同助手は気にするそぶりもない。目下2連勝&勢いに乗る父の後押しも受けて、
皐月賞への権利取りへチャレンジする。
提供:デイリースポーツ