急転直下、サプ
ライズでの記録更新だ。当初はフラワーC(21日・中山)の
シャララ(牝3歳、美浦・田村)で重賞デビューを目指していた藤田菜七子だったが、1勝馬同士の抽選(26分の14)をクリアできず、除外に。「少し残念です。次にこういった機会があれば頑張ります」と話していたものの、その直後にス
プリングSに出走する
モウカッテル(牡3歳、栗東・森)への騎乗が電撃決定。「ビックリです。さっき知りました」と驚きの声を挙げた。
突然のオ
ファーに「もちろん、うれしいです。オーナーや調教師、厩舎関係者の方に感謝していますし、それに応えられるように頑張りたい」と決意を固めた。森厩舎の日高助手は「可能性を感じるジョッキーですからね。後ろから行く馬なので、じっくり乗ってもらえれば」と話題の新人に期待を寄せる。
5日の
JRAデビューから16日目での重賞初騎乗は、細江純子の142日目(96年
北九州記念レゾンデートル9着)を大幅に更新する記録。全国各地でフィーバーを起こすアイドル騎手は、3日間開催で合計12頭に騎乗する。今週こそ初勝利をつかみ、満面のナナコ
スマイルを全国のファンに届けたい。
提供:デイリースポーツ