芝の6戦はすべてハナを切る競馬をしている
ローレルベローチェ(栗東・飯田雄三厩舎)。初重賞だった前走もハナを切って2着しており、今回もレース展開を左右する存在として注目されている。今朝24日は
高松宮記念(3月27日・中京芝1200m)の最終追い切りを坂路馬場で行っている。
レースでも調教でもパートナーの
中井裕二騎手が跨って、Eコースを半周してから坂路へ。自己ベストをマークした先週はスタートから馬の行く気に任せるような追い切りだったが、今朝は全体時計を抑える意図でゆっくりとした入り。
その分、首を上下左右に振って、見た目には印象がよくない走りだが、それがこの馬のパターン。時計は4F55.4〜3F40.3〜2F26.2〜1F12.7秒と、時計の出る馬場状態を考慮すればかなり遅い数字だが、ラスト1Fが速くなるラップを踏めたという点は評価したい。状態に関しては申し分なく、あとは自分の競馬ができるかどうか。
(取材・写真:井内利彰)