T.
ベリーと初コンタクトの
マウントロブソンは美浦Wで3頭併せ。中
スウィフトレイド(3歳未勝利)、外
レインオーバー(5歳1000万下)を2馬身ほど追走し、直線は内に潜り込んで併入。4F53秒4-39秒0-12秒7の時計をマークした。特段、素晴らしい切れ味を見せたわけではないが、とにかく鞍上には従順。口向き良く、最後まで気を抜かずに走り切った。
そこが堀師が中間に立てた課題で、ス
プリングS(1着)ではゴール前に舌を越していたからだ。「中間は在厩調整。そのあたりの矯正がテーマでした。思ったより疲れもなくて、順調でした。舌を縛って気の悪いところを出さないように。目的は達成できたかなと思います」とトレーナーは満足そう。
T.
ベリーの手応えからも操作性の向上をうかがわせる。「落ち着いていて、乗っても
リラックス、のんびりしている。距離が延びても、そこが効いてくるはず。きょうのウッドチップはとても重かったし、同じように雨が降っても大丈夫。このままならレースが楽しみだね」。週末の雨予報も割引要素にはならないようだ。
近3走のVTRをチェックして、イメージをつかんだというT.
ベリーは「3走とも直線でいい脚を使っている。内外、両方を見て行ける」。レースのイメージもくっきりしてきた様子だ。
提供:デイリースポーツ