「
オークス・G1」(22日、東京)
負けられない。
桜花賞2着馬
シンハライトが新女王の座を狙う。
桜花賞馬
ジュエラーが骨折により離脱し、2歳女王
メジャーエンブレムはNHKマイルCに進み、これを制覇した。2強が抜けた樫の舞台。「一枚も二枚も抜けていると思うし、2頭に恥ずかしくない競馬をしないと」と荻野斉助手が力を込める。
無傷の4連勝を狙った
桜花賞は写真判定にもつれる接戦。約2センチ差に泣いた。「あの競馬しかないっていうのを(池添)謙一もしている。着順が2着というだけで勝ちに等しい」。悔いはない。仕上げも完璧だったが、少しだけ運がなかった。
1週前の坂路追いには池添が騎乗。「力みもなくて
リラックスして走れていた」と主戦は好感触を伝えた。未知の2400メートルはどうか。「折り合いは大丈夫。抜け出すとソラを使うから直線が長いのは大事」と舞台が向くことを強調する。
初の長距離輸送やスタンド前の発走に、仕上げ人は「不安を挙げるなら、ってぐらい。対策はするから」と心配する様子はない。
桜花賞2着馬は05年
シーザリオ以来勝っていない。ただ、そんな不利なデータも、
シンハライトなら乗り越えられる。
提供:デイリースポーツ