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安田記念・G1」(6月5日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、
安田記念に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
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サトノアラジン=評価B】
海外遠征のケアをしっかりとし、復帰戦の
ダービー卿CTは10キロ増。そこから8キロ減で挑んだ京王杯SCは鮮やかな差し切り勝ち。念願の重賞制覇を果たした。以前よりトモの入りが深い立ち姿からは、ようやく完成形に近づいてきた印象を受ける。ただレースの約10日前の池江厩舎の造りはかなりふっくらと見せることが多いが、さすがに間隔が短いためか皮膚の薄い質感になっている。トモが少し寂しく映り、中2週+再度の関東遠征でどこまで前走時の体に戻るかがポイントか。馬体のボリュームに少し不安はあるが、キリッとした目つきで馬に自信がみなぎっているのは好感が持てる。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前診断〉29日に栗東坂路で4F55秒4-12秒5(馬なり)。躍動感あふれるフットワークで坂を駆け上がった。順調だ。
提供:デイリースポーツ