スノーフェアリーは禁止薬物の陽性反応が検出されたため、8月19日にフランスのドーヴィル競馬場で行われたジャンロマネ賞の勝利を剥奪され、失格となった。
エド・ダンロップ師「ドーピング検査の結果、ジャンロマネ賞の勝利を剥奪されたと知らされ、我々は悲嘆に暮れている。スノーフェアリーは昨年の終盤に屈腱炎を発症して以来、症状を抑えるために抗炎症剤を必要としていた。薬物の成分が体から抜けるまでに必要な期間が我々が知らされていたよりも長かったため、このような事態となった。管理の最終的な責任を負う立場の者として、すべての関係者に心から謝罪する」
ジャンロマネ賞ではライアン・ムーアが騎乗し、6つめのG1勝利となっていた。その後フランキー・デットーリ騎乗でアイリッシュチャンピオンステークスを勝利したが、脚部不安が再発し、ブリーダーズカップなどへの遠征計画が頓挫していた。
今回の事態により2着のIzzi Topが繰り上がって1着となった。
【補足】
エリザベス女王杯連覇などで日本でもお馴染みのスノーフェアリーの残念なニュースです。
治療のための投薬などから禁止薬物が検出されて失格、というのはディープインパクトの凱旋門賞失格も該当するほか、人間のアスリートでもまま見受けられますね。パフォーマンス向上のための意図的なドーピングではなかったと思われるだけに、関係者には悔いが残るでしょう。
ちなみにスノーフェアリーは引退せずに現役続行が予定されています。
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