ニエル賞(9月11日・
シャンティイ芝2400m)を
ステップにして、
凱旋門賞(10月2日・
シャンティイ芝2400m)を目指す
マカヒキ(栗東・
友道康夫厩舎)。今朝11日はレースでも騎乗が予定されている
C.ルメール騎手が跨って、
アドマイヤキズナとの併せ馬を行っている。
角馬場で大江祐輔調教助手からジョッキーに乗り替わり、
アドマイヤキズナとともに閑散としたCWへ正面から入場。1コーナーに入る地点から、3馬身ちょっとの距離で追走。2コーナー手前ではすでに追い切り態勢だったので、時計をとったが、やはり1F16秒は切っていた。
いい感じで向正面に入ったが、前との差はどんどん詰まっていく。だからといって、折り合いを欠いているわけではなく、1馬身の後ろの位置にサッと収まる。そこからまた少し差があいて、直線では2馬身ほど後ろから内に進路をとる形。ラスト1F標識手前で鞍上が少し拳を動かしたかなといった程度でスムーズに加速して、最後は楽に1馬身先着。時計は7F97.4〜6F81.8〜5F67.6〜4F52.6〜3F38.5〜1F12.2秒。数字的にも申し分なく、極めて順調な状態で検疫厩舎へ移動することになりそう。
13日以降は検疫厩舎へ移動するため、他馬が調教を開始する前、午前3時から4時の間に調教馬場を使用することになる。そして、19日に出国する予定となっている。
(取材・写真:井内利彰)